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劇場版ポケモンXY「破壊の繭とディアンシー」「ピカチュウこれなんのカギ?」ネタバレ感想:"よもぎ色の秘密基地" ~近状はツイッターにて~:So-netブログ
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今年もやってきました ポケモンの夏!
せめてこれ書いてからブログ移行したかったんですけどね…未だ心残りです
このところ"よりもい"に魅せられていますが、本来はポケモンブログ(年に一回、映画公開日のみ更新るだけの)なのです
さて、今年もわかりやすく総評から言いますと…
「良さ・悪さが共に目立つ…」作品であり、
…って感じでしたね。
あくまで"個人的には" ですが。
前作が「サトシ・ピカチュウ」に焦点を当てた内容だったのに対して、今回はXY編のリーダーシップあるサトシに魅せられ、各々の悩みや問題を"団結"を通して解決していく…
…と、まぁタイトルから察する通りの作品です
「ヒューマンドラマに ポケモンを添えてみた」
って感じですかね。冒頭にも書いてますけども。
当日のTwitter感想(親御さんやライトユーザー)からは良い印象が与えられる印象を受けました
…ですが私は今作、何か物足りなさを感じます。
特にこの2点。
・主役ポケモンであるゼラオラの魅力や設定が殆ど活かされていない
・お馴染みとはいえ 久々に予告詐欺のルギア(2作目ルギア爆誕との関連ほぼなし・出番が数分)
つまり、
僕が観に来たのは!
"人間ドラマ"じゃなくて、
いつもの"ポケモン映画"だよ!!💢
他のドラマか何かで皆を引っ張る主人公が突然現れて、仕事や目標を通して段々と成長していく、あのよくあるドラマの定番パターンをトレーナーに置き換えただけの話では???💢💢💢
…という、まぁ隠顕なおっさん臭い感想です。
------悪い点(気になった点)------
・話が淡々と進みがち
・ポケモンで盛り上がる場面が無い
・ポケモンバトルが少ない
・マサラ人補正が半ば強過ぎる
・爆発の質量
・聖火を盗んだ犯人が分かりやす過ぎる
・サトシの手持ちがピカチュウオンリー
・リサが走れなくなった事に言及しない
・ヒスイのブルーが亡くなったから嫌いになった→???
・ポケチューバーがしつこい
・カガチが嘘付き続ける理由が明らかにならない
・R団の立ち位置 etc...
枠の都合上仕方ないとはいえ、主要キャラの掘り下げがもっと欲しかったのが素直な意見。
内容自体は良いから目を瞑るにしても、赤字2つは同じ長編アニメ映画で、今尚右肩上がりの「コナン」にあって、「アニポケ」に足りないものだと感じました
個人的にも、劇場版に求めている
「お祭感」であり、
「特別感」であり、
「アニメ版で出来ない事」をやってほしさであったり…
自分が例年の記事で何回も挙げている「映画(長編アニメとして)でやって欲しい要素」が、まるで足りていないのが個人的に辛かったかな…
サトシの「ポケモンがいればなんだって出来る!」事も、同時期にアニメ版で描いたばかりなので、やるならもう少し後に回してもよかった気がします
まぁつまり何が言いたいかというと、
悪くは無いんだよ? 無いけども、
映画としては俄然、盛り上がりに欠ける作品だった
って感じです…
大怪獣バーゲン合戦のフーパ等に比べれば全然良作ですけどもね
毎年恒例、いつものポケモン映画を期待している感じの人には何か物足りなさを感じる作品だったと思います
-------よいところ(気になったところ)------
・ゲスト声優にここまで違和感を感じないのは初かも!
・進撃の制作会社だけあって、作画背景BGMは◎
・カガチさんのキャラと成長
・主要キャラでもないのに出番多い、リリィがかわいい(!?)
・金銀ライバル戦BGM
・ポケチューバーの伏線。だから中の人が控えめだったのか…
・「ミュウツーの逆襲"EVOLUTION"」(不安でもある)
先程見終えたばかりで他の方の感想もろくに読んでない状態ですが、世間の評判は上々の様で何よりです。でもこの内容じゃ興行収入的には…うん…