唐突ですが、タイトル通りの記事です。
年号が変わる前にやっておきたかっただけ。
この手の個人ランキングは他ブログやサイト様でも多々あるので、
・2018年までに公開された、22作が対象。
・各作品のあらすじは省略
・長編アニメ映画には「祭」「物語」
そして「1年の集大成感」を重視している
…という私の考え方を踏まえた上での順位です
----------------迷うこと無き ワースト5--------------
【21位「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」】
「金返せ!主役は何処!?と叫びたくなる超駄作」
勝手に喧嘩を売って、負ける。
主役のケルディオがサトシ達と出会って何を感じたのか知らないが、短期間で謎の唐突覚醒…
…したにも関わらず、それでもキュレムに勝てないまま幕引き…全く盛り上がらないわ!
とにかく魅力も見所も無い、
テレビ版の拡大SPで十分の映画。
唯一ガントルが活躍するので、良い点を挙げるならそこかなぁ…(えぇ…)
「3部作の集大成!…が、特に見所もなく」
3部作と銘打ったにも関わらず、特に3作の関連性もないというDP屈指の駄作。
舞台も小麦畑に神殿にとパッとせず、劇場版ならではのお楽しみ感がまるでない。
神であるアルセウスというポケモンの設定を活かして切れておらず、ただの「いつもの伝説・幻ポケモン」に感じるのも残念な理由の一つ。
但し作品単体として見るなら、もう少し順位は上がったかもしれない。
【19位「光輪の超魔人 フーパ」】
「伝説ポケモンの大安売り(バーゲンセール)」
大怪獣や特撮好きな方とか、映画に「迫力」を求める方にはオススメできます。
…が、物語を重視する身としては、中身はあってないようなものなのでただただ残念な感じ。
加えてアニメ本編がセレナの断髪~シトロンとのジム戦、ヌメルゴンの件と盛り上がっていた時期でもあり、アニポケの方が格段に面白いのでは…?と感じたのも低評価の理由。
色違いのアルセウスを1500円の前売り券ガチャにした、ポケモン史に残る悪徳商法は未だに許すまじ。
【18位「ビクティニと白き英雄 レシラム」】
「英雄は、ゴルーグでした」
ビクティニの仕草が可愛い!
…以外の印象深いシーンが思い浮かばない映画。
悪い印象もないが、良い印象も無い。
個人としては出来の良いOPだけ見れば満足。
商売の為?話題性の為?何故2作に分けて作ったのだろうか。この計画性の無さも順位が低い一端です
【17位「神速のゲノセクト」】
「BW時代の悪い癖が滲み出た一作」
何故ミュウツーを別個体にしたのか…
特に印象に残らないBW劇場版の中ではマシ。
でもマシなだけで映画として面白味は何もない。
当時は迷走BW(デコロラ)期。過去の栄光を旧ポケモンを使って取り戻したいという、スタッフ達の邪心が見え見えで嫌気がさしていた事もあり、印象も悪かったのも尾を引いてますかね…
------------------順位も付けがたい 凡作-----------------
【16位「ディアルガVSパルキアVSダークライ」】
「蓋を開ければ、伝説が暴れてるだけ」
正直ただの怪獣映画。中身はない。
ゲスト声優の残念感。グレッグルが凄い。
DP編が魅力的なストーリーを描いてるだけに、映画は拍子抜けしました。音楽面は良き。
【15位「セレビィ 時を超えた遭遇」】
「語る事も無い位 良くも悪くも、凡作」
枯れたセレビィとラストの一件が有名ですが、
無印編では唯一パッとしない印象の作品に。
恐らく物語の舞台が始終 森なので、ポケモン映画初心者さんには退屈に感じるかもです
【14位「裂空の訪問者 デオキシス」】
「ポケモンには珍しい 近未来都市×サバイバル」
内容は大したことないんですが(ぉぃ)
電気や食糧確保に勤しんだり、人間の悪役がおらずロボットが敵だったりと、ポケモン映画としては珍しい路線の映画です。
故にポケモンの生態を殆ど知らない方でも十分楽しめる作風なので、新規にはオススメ出来る1作品
「割と珍しい 化かし合いの頭脳戦」
特別印象に残る映画ではない。地味。
…なんですがサトシ達と敵勢力による、ポケモンらしからぬ騙し合いが目を引く作品。
いつものテレパシーでサトシ達と会話するだけの伝説と違い、ポケモン(ゾロア達)の「化ける」個性を活かして映画にしている点には好感が持てますが、ゲストポケモンのセレビィや3犬に関してはHGSSブームに乗っけただけの無理矢理感も感じました
【12位「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」】
「何を伝えたかったのかは理解し難いが、
ポケモンらしくちゃんと旅をしてる作品」
DP3部作の中では比較的内容がしっかりしているし、ゲストキャラクターに魅力もある作品。
舞台も街から異世界、電車に峡谷や空中艇とテンポよく移り変わるので飽きずに楽しめます
…ただ結局「感謝」が何なのか、テンポの良さに乗じて有耶無耶にされた感も否めないのが残念かな
-------------良作。一度は観るべき作品------------
【11位「みんなの物語」】
「ポケモン映画というよりも、
"ポケモンは添えるだけ"のヒューマンドラマ」
最新作。暫くポケモン映画ご無沙汰の方々には入りやすいのでかなりオススメ出来ますが、個人的にはもう少しポケモン自体を強調しても良かったかなと。
公開日に綴った感想で「人を強く描き過ぎ」と、劇場作品としての物足りなさを唱えていました。
…が、何日か後に別の方の感想を見て「初めてポケモンではなく、ポケモンと直にふれあえる人々を描いた作品」だと気付き、自分の中で勝手に納得。
…それでも懐古勢として、言いたい。
予告ルギアの扱い方は雑だし卑怯だと思います
【10位「破壊の繭とディアンシー」】
「単調だけど、久々に王道を往くポケモン映画」
…って感じの作品(そのまんま)
DP~BWが長年不作だった苦い思い出を考慮しての順位であり、単品として見たら凡作じゃね?という意見にも頷ける。
内容的にはジラーチ・マナフィ・シェイミと殆ど似ていますから、無印・AGの様なポケモン味がある映画を観た!という思い出補正が強く働いてるのも加味してこの順位。
【9位「七夜の願い星 ジラーチ」】
「ポケモン知らない人でも泣ける!
人に勧めたい度No.1」
劇場版として一番テンポ良く、
人に勧めるなら一番の作品だと思ってます
ダラダラと蛇足感は無く、
且各キャラクターの良い味が出てますね
強大な敵に複数の力で立ち向かう戦いを描くのは、ポケモン問わず個人的に大好物です!
「しっかりと主人公が主人公を、
ヒロインがヒロインしている一作」 (?)
何かが際立って面白い訳では無いんですが、
ヒロイン達の中で唯一ヒロインがヒロインを演じた作品。勿論サトシもカッコ良い!
王道要素を凝縮した映画だと思っています。
こういうのでいいんだよ、こういうので!!
「我々が長期アニメの劇場版に求めているポイントを理解している、XY編好きの為のお祭り映画」
個人的な「劇場版に欲しい要素」を存分に詰め込んである作品で、興行収入的には歴代最低だったものの、水の都に並んで「隠れた名作」と呼ぶに相応しいと思っている作品です。詳しくは旧ブログの感想にて…
サトシ達に友好な姿勢を示す事が多い歴代映画主役ポケモンと違い、サトシと反りが合わない幻ポケモンという設定も懐古勢から見れば斬新で、ふわふわお姫様なマギアナとのカップリングも良きでした。
【6位「ミュウツーの逆襲」】
「原点にて、最も異色。」
最早語る事も無かろうか。
歳を重ねる度にこの映画を奥深さを感じます。
内容一筋で挑んでますよね、劇場版の一作目にこのクソ重いテーマをぶっ込んでくるって正気じゃないと思います。(褒めてます)
-----------------個人的TOP5-----------------
【5位「結晶塔の帝王 エンテイ」】
「無印世代だからこそわかる、年1のお祭り感!」
予め謝っておきたいのは、
かなり思い出補正が入っての順位です
金銀世代を知らない方が見れば、
下位ではないけど平凡な作品だと思います
自分がポケモン映画に望んでいる「サトシ達の旅の1年の集大成」が描かれている事がこの映画の魅力だと思うんですね。
ポケモン映画って基本ピカチュウ以外の手持ちって活躍しないじゃないですか、6匹で1チームなのに。
それが嫌なんですよね自分。
チコリータが高台から蔓を出し、ヒノアラシが氷を溶かし、ワニノコが水圧で押す。
タケシとカスミが「ここは俺に任せて先に行け!」
サトシのピンチに、久々に戻ってくるリザードン…の王道展開!思い返すだけで熱い!
…無駄に長くなりましたが、アニポケらしい展開が最近の映画には足りないかなぁって。
「舞台と音楽面なら右に出るものなし!
ポケモンを知らなくても雰囲気で楽しめる映画」
舞台よし、音楽よし、物語よし、テンポよし!
でも、今作ではバトルすら殆ど描かれていないし、そもそもポケモン映画でやる必要もないのかもしれない。要は自分が劇場版に欲しい要素を満たしている訳でもないんですが…そこを差し引いても4位。
それなのに定期的に観たくなってしまう位、不思議な魅力に包まれる作品に仕上がってます
「ド王道!無印編の良さを詰め込んだ作品!」
前作ミュウツーが閉鎖された空間の物語であり、
当時幼心にも響いたとは言えませんでした
…が!こちらは今でも胸が高鳴った事を覚えている位には、映画にワクワクしたのを覚えています
サトシがカッコいい!
手持ちポケモンが皆 活躍!
次々に移り変わる舞台!
普段は悪役だが今回は味方に!
…下手に凝るよりも「こういうので いいんだよ。」
(少なくとも)私が劇場版作品に望んでいるものは!!
【2位「ミュウと波動の勇者 ルカリオ」】
「冒険・友情・バトル・感動…
ポケモンだから描ける劇場版の頂点」
思い出補正がなければ、間違いなく1位の作品です。
(世間的には5位前後が多いみたいですが…)
ポケモン映画として私が観たい要素を、全て詰め込んでくれている!…といえばルギアやボルケニオンにも当てはまる話なんですが、旅を通して段々絆を深めていく点とラストの展開は他の映画では味わえないと思います。
【1位「キミにきめた!」】
「良いものは何度見ても良い。最高の原点回帰作」
公式が見て見ぬ振りをし続けていた、サトシが1話の後ホウオウを追ったif√を描いた作品。
…というだけで、公開前から期待しかしていなかった作品です。そして裏切らないどころか期待の上を行く出来映えでした。
ただ割と評価が大きく別れる作品で、
無印編の良いとこ集めただけじゃん、とか
タケシ・カスミじゃないのが論外、とか
毛嫌う気持ちの方の意見も分からなくは無いけど、無印編2話から生で観てきた私にもガッツリ刺さったので、結局評価は人によるとしか言い様がないのかなぁと改めて感じた作品でしたね
お時間宜しければ旧ブログ初日感想をどうぞ👇
この記事を書くにあたって「映画を見直した」とか、
よりもい記事の様に「何度も文章を書きなおした」 とかって訳ではないので、ざっくり感想は唐突なノリで書いた点はご了承ください。順位は割と真剣ですが。
(まぁ別に誰が参考にする訳でもないですね どうせ…)