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この呟きが事の発端なのですが、今書かなければもう二度と思い出す気力が起こらない気がして…
私の過去についてでブログの趣旨と変わってしまう内容ですが、全く関係ないとは言い切れない、少し重たいお話です。
旧ブログ初期(13年程前)を見て貰うとわかるかもですが、自分は中学時代「徹底無視」や「いじめ」を受けた経験者の一人なんですね。
頭も悪い、運動神経も無い、背格好が変、鈍臭い、
今ほど「いじめ」に厳しくない時代。
うん、有能な人間達から見れば良い標的ですわ。
遡る事16年前。自分と"彼"は最初から仲が悪かった訳ではなく、中一の頃より良好だったと思うし、一緒に遊びに出掛けた記憶もある関係だった
しかし自分にいじめ対象の狙いを定めた才色兼備な主犯格"K"が、今思い返せば徐々に私と親しい人物を"いじめる側"に取り入れていた様に感じる。
そのうち"彼"を通して、自分や当時の友人しか知らない情報を主犯格Kに流していた事に気付いた。
彼はKの一派に取り入れられていたのだ。
友人だからいじめ側には付かないだろうと、信頼していたのに…。
…で、勢力を増した中3の頃、
無視勢の一部はいじめにエスカレート。
教師や周りに気付かれない程度に
水かけ、馬乗り、足踏み。
床にねじ伏せられて泣いている私に対して、奴らが嘲笑う姿を自分は一生忘れないと思う。
いじめ側ほぼ全員が学年の成績優秀で、周りの評判は圧倒的に良かった為、助けようとか自分の味方に付いてくれる人は誰一人いなかったです
そんなこんなで地獄の様な経験をしたものの、
高校受験になる頃にはいじめ側の連中も忙しくなったのか徐々に収束。
自分はこの事がキッカケで、あえて地元から遠くの街の高校へ行く事に決めました。
近場の高校は誰かしらKの仲間がいたし、自分がいじめられていた事を知っているから、また掘り起こされてもたまったもんじゃないですしね…
しかしこの一連のいじめは心から消える筈も無く、高校でも人に心を開けきれずにいたんだと思う。
彼らがトラウマとなり、人の視線や友人関係へ過剰に反応する体質に。
かくして自分はそれ以降も(いじめられはしないものの)友人が殆ど出来ず、出来ても距離を一定に保つような臆病者になっていたのだ。
余談だけど、小学生の頃は誰かれ構わず遊ぶくらい友人は多かったし、多分当時の人が今の(中学や高校時代の)自分を見たら驚く人も多かったと思う…
とまあざっくりとですが後ろめたい過去がありまして…
やっぱり心が開き切れないんですよ、あの一件以降、誰に関しても。
心の距離を詰められない、何をするにも怖い、だから全ての物事を受け入れて貰えない。当然だ。
今もツイッターで「友人0人」を自称している裏には、こんな過去があるからです…
いくら唯一得意なポケモン関係であれこれ騒ごうとフォローを返さないのも、フォロワーが増えないのも、多分こういう経緯があったからだと思う
(当てつけじゃないですけど、以前 よりもい の日向ちゃん回に涙が止まらなかった事・熱く語った記事にも、こういう私情がある訳なんです)
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・・・で、ここからが本題。
時は過ぎ、15年後。一番上のツイート。
事もあろうに実は内通者だった"彼"を、
僕は唐突に再び「テレビ」で目撃する事になります
私がずっと貫いてきたポケモン愛、その番組の一つ
2018/10/28放送分「ポケモンのうち、あつまる?」で悲劇は起きました。
出演者が某ポケモンセンターに訪れて催し物を企画する…と、まぁありふれた企画だったのですが、
許可を得るために姿を見せたお偉いさんに思わず嗚咽した。
もう関わる事は無いだろうと自ら進んで忘れてはいたけど、まさかの出来事に思わず録画を巻き戻した。
あの時、あの場所で、
地に這いつくばった自分を見下し笑っていた、忘れもしないあの時の奴の顔だ。
・・・そう、自分を気持ち悪いと嘲笑っていた主犯格の一人が、そこで出演した芸能人の方々に対して
同じ笑顔で頭を下げてる姿があった。
彼は事もあろうに、我らポケモン好きが一度は憧れる、そして聖地と崇めるそのトップに君臨していたのだ。
何の非情か、何の当てつけか。
一年半に及ぶいじめ以降、毎日「僕はいつ死んでも構わない存在」だと思い続けさせられた、あの出来事の張本人がよりにもよって最も身近な「人に喜びと笑顔を届ける場所」日本一のポケモンセンターにいたわけなんです。
泣きましたね。
こんなドラマみたいな奇妙な因縁起これば、泣くでしょ?
……ここまで書いてなんですが、同姓同名で、顔・体格も似た同一人物だったら「本当にスイマセン、こんなクソ記事、全部消します」と土下座するところですが…いやでも卒アルと照らし合わせても…顔が瓜二つで…というかもうほぼ同一人物…
自分は今も未来も心の何処かで「いじめ」を引き摺っているのに
彼は恐らく罪の意識も無いまま、今日もこれからも「ポケモン好き」に笑顔を振りまいている。
「ポケモン好き」の私を踏み台にしてる事さえ気付かず、私の憧れの場所に立っている……
周りから見れば信頼できる人だろう。
努力もしたであろう。
だからこそのお偉いさんだ。現在の地位だ。
昔の一連の出来事と、私がポケモン好きかどうかなんて彼の地位と関係ないのも、わかる。
でも自分だけは知っている。
この記事を偶然観た人も解ってくれるかもしれない。
…なんでいじめ加害者が善人面しているの?って。
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悲劇の主人公っぽくなりましたが…
今まで自分の心の奥底に留めていた私の暗い過去と、今更知ってしまった奴の現状です。
このなるべく思い出さない様にしている地獄の出来事を再び脳内に封印する前に、どこかに残しておかなくちゃいけない気がして気力を出して書き綴りました。
多分これがポケモン以外の事だったら、
ただ「無視してただけのクラスメイト」や
「今まで知りあった知人程度の関係」だったなら、こんな嫌な思い出の蓋を自分から再び開ける事も無かっただろう。
でも語らずにはいられない。
間違いなく私をこじらせた人生のターニングポイントの1つだったから。
どこ気持ちをぶつけていいのか、わからない。
私の人生を狂わせたのは今もあの地位に居座っているであろう、あの人なんだから。
彼を含めた主犯格達を、今更訴えようだとか思わないし証拠だって私の頭の中にしか残っていない(直接見たらトラウマで吐く自信あるから無理だけど)
だからこそ誰の目にもとまらない様なこのブログで陰口を叩くのが精一杯…
そんな弱っちぃ自分にもまた泣きたくなる。
この胸の内の焼けるような感情はなんだ?
…あんまりだよ。
僕は彼らの一時の娯楽の踏み台なの??
いじめ自体は耐え抜いたけど、終わった先もある。
何か後ろめたいものを引きずってしまう。
そんな僕の昔話でした。
▼コメントをきっかけに、2年ぶりに追記
ぶつけようのない怒りや悲しみを当時の勢いで綴っただけの感情そのままぶつけた殴り書き記事でしたが、文字として残す以上、真剣に読んでくださる方も中にはいる事を改めて実感しました。
読みやすいように改めて文章を書き直しました。